皮膚トラブルの1番はかぶれ

鈴木真理著『素肌美人になる本』(チクマ秀版社)より抜粋

皮膚科へ来院する患者さんは、最近はアトピーの人が多く、化粧品かぶれで来院するケースは減る傾向が見られるとのことです。

化粧品でかぶれる人が減っているのは、日本のメーカーがトラブルが生じる度に、きちんと対応してきたからだと思います。皮膚科学会にも出席して、自分たちの製品が何かのトラブルを発生させたケースがあれば、すぐに問題と考えられる成分を、より安全な成分に替えてきているからです。

化粧品でかぶれた患者さんを診て、メーカーに成分を教えてほしいと連絡すると、ちゃんとしたメーカーならすぐ全部教えてくれます。必要ならその成分を、パッチテスト用に分けてくれることもあります。それは、自分たちの製品に自信を持っているからですし、もし問題があるならその情報を求めているからでもあります。医師たちもそういうメーカーには、こういうことがあったよと情報を提供して、製品の改良の参考にしてもらっています。

ところが、そうではないメーカーもあるのです。成分について問い合わせても、わかる人と連絡が取れなかったり、誠意の見られる対応ができないところもあるのです。ひどいところになると、電話も通じないこともあります。

もし、新しい化粧品を試してみようと考えているなら、まず遠慮せずにサンプルを請求しましょう。サンプルをくれるメーカーは、製品にそれだけ自信があって、信用することもできると思います。