診療内容
ニ キ ビ
私たちの皮膚の毛穴には、ニキビ菌(アクネ桿菌)という常在菌が住んでいます。つまり、どんな方でもニキビができる可能性があるというわけです。いろいろな原因でホルモンや自律神経のバランスがくずれると、ニキビができやすくなります。
皮膚の表面には、汗と皮脂が少しずつ分泌され、混じり合って皮脂膜を作り、外部からの刺激や乾燥から皮膚を守っています。ニキビの元凶アクネ桿菌は、やっかいなことにこの皮脂(脂肪)が大好きで、毛穴にたまった皮脂を栄養に増えていきます。
ニキビは、症状も原因も人さまざま。治療の方法も、ひとりひとり違います。
治療法としては、
- ☆つけ薬
- ローションタイプのつけ薬です。朝・夜、洗顔後に使用してもらいます。多くの患者さんに、かなり効果的にお使いいただいております。まず、ニキビが発生しても膿むことが少なくなり、でき始めのニキビも落ち着くのがはやくなります。また、しばらく使い続けていただくと、だんだんと発生しにくくなっていく方が多くいらっしゃいます。
患者さんの中には、普通の化粧水のかわりとしてお使いになっている方も少なくありません。常用していただいてもまず問題のないつけ薬です。 - ☆飲み薬
- ひどくなったもの、化膿してしまったものには、抗生物質の内服を併用することもあります。
- ☆光線療法
- 光線療法によって、皮脂腺の活動を抑え、皮脂分泌を減少させ、ニキビができにくくさせます。赤色光源装置で定期的に光線を照射することにより、皮脂の少ない肌へと改善していきます。
照射の時間は20分間。最初はどなたも週一回程度を3〜5回行っていただき、症状によって照射の定期的間隔を変えていきます。 - ☆吸引治療
- 光線療法によって、皮脂腺の活動を抑え、皮脂分泌を減少させ、ニキビができにくくさせます。赤色光源装置で定期的に光線を照射することにより、皮脂の少ない肌へと改善していきます。
照射の時間は20分間。最初はどなたも週一回程度を3〜5回行っていただき、症状によって照射の定期的間隔を変えていきます。
当院では、これらの治療法を、その人その人、それぞれのニキビに合った内容で進めていきます。ニキビで悩んでいる方、また、ニキビぐらいと思っていらっしゃる方も、一度ご相談下さい。お肌が変わっていく喜びが、きっと実感できることと思います。